人文社会科学研究科地域政策科学専攻シンポジウムの開催について

このことについて、下記のとおり開催いたしますので、お知らせいたします。

【人文社会科学研究科地域政策科学専攻シンポジウム】
日程:令和4年3月5日(土)13:00~17:00
会場:法文学部201号教室

【イベントの概要】
本専攻では、その教育目標として、「地域の抱える社会的、文化的問題を自ら発 見し、解決する能力を備え、既存の学問の枠組みを超えた広い視野からこれらの 問題に取り組み解決する能力を有する人材の養成」を掲げています。今年度はこ の教育目標の実現に結びつく研究を専攻内で公募し、独自のプロジェクトを組ん でそれを実践してきました。
この報告会では、文化人類学者今福龍太氏に基調講演をお願いし、3件のプロ ジェクト研究報告と1件の院生による研究発表を行います。新型コロナウイルス 感染が終息しない状況において、市民の皆様と共に地域文化や地域社会の価値を 再認識することが、疫病や災害に対抗できる地域力を創造するための、そして、 危機を乗り越え、未来へアクセスするための一歩となればと願っております。

【イベントの内容】
1.イベント名
危機の超克と未来へのアクセス
―令和3年度 鹿児島大学大学院 地域政策科学専攻 研究実績報告会

2.開催日時・場所
(1)日程:令和4年3月5日(土)13時~17時
(2)場所:法文201号教室(鹿児島市郡元1-21-30鹿児島大学法文学部)
   アクセス(https://kadai-houbun.jp/access-2/)
   車での来場はご遠慮ください。
(3)開催形式:ハイブリッド形式
①ウェビナーで参加者する方は以下のURLかQRコードから事前登録を行ってくださ い。登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
https://zoom.us/webinar/register/WN_3P1oSpMfSXmZ8Cd9rrZOHw
②対面形式での参加者を先着順で40名受け付けますので、希望される方は電子 メールに所定の事項を記入して2022年2月28日までに以下のメール・アドレスに 送付ください。こちらから来場許可のメールを返送しますので、それをプリント アウトして会場入り口で提示ください。万が一、新型コロナ感染の状況が急速に 悪化した場合は、ウェビナー参加に切り替えていただくよう通知をさせていただ きます。
対面形式の参加申し込み:
(1)送り先メール・アドレス:lehdoc@leh.kagoshima-u.ac.jp
(地域政策科学専攻教務補佐)
 (2)記入事項:(a)件名欄に「対面形式での参加を希望します」と記入ください。
        (b) メール本文にお名前を記入ください。

3.プログラム
総合司会 石田智子(法文学部准教授)
①基調講演(13時~14時)
今福龍太(文化人類学者・奄美自由大学主宰)
「水の憲法 ──〈群島響和社会〉の思想と新しい地域主義」

②研究報告(研究活性化プロジェクト)(14時~15時)
梁川英俊(法文学部教授)・アンニ(博士後期課程地域政策科学専攻2年生)
「奄美群島における島唄教室の現状とその伝承方法に関する調査」

丹羽謙治(法文学部教授)・平井一臣(法文学部教授)
「旧制第七高等学校造士館初代校長岩崎行親とその流れを汲む修養団体敬天舎の 資料的研究」

西村知(法文学部教授)・萩野誠(法文学部教授)
「沖永良部島における外国人労働者による多文化共生社会の研究」

③ディスカッション(15時~16時)

④院生の研究発表(16時~16時30分)
景徳(博士後期課程地域政策科学専攻3年生)
「曾槃『本草綱目纂疏』考:安田静『本艸會識』と比較して」

⑤今福先生からの講評(16時30分~17時)

シンポジウムポスター

ダウンロードして見る